
契約キャンセル増加のニュース
米国では住宅購入契約のキャンセルが増加しており、Inman Newsによると2017年以来最も高い水準となっています。12月だけで約40,000件の売買契約がキャンセルされ、全体の約16.9%に相当し、同月としては過去最高を記録しました。これは30年固定金利の住宅ローン平均金利が6.09%と、この3年間で最も低い水準まで下がったにもかかわらず起きている現象です。専門家によると、現在の住宅市場は買い手に有利な「バイヤーズマーケット」となっており、買主がより強い交渉力を持ち、条件が合わなければ契約から撤退する判断をしやすくなっているとのことです。住宅価格の高止まりや売り物件数の増加により、売主より買主の方が少ない状況となり、買主がより慎重かつ選択的になっていることも背景にあります。Redfinによると、インスペクション(住宅検査)後にキャンセルされるケースも多く、実際には別の理由があっても検査結果を理由に契約解除を行うこともあるそうです。都市別ではアトランタが最も高く22.5%、続いてジャクソンビル、サンアントニオ、クリーブランド、タンパなどが高いキャンセル率となっています。


