
ヒューストン経済の概況
Greater Houston Partnershipが、ヒューストン経済の最も広い指標であるGross Domestic Product(GDP)について詳しく分析しました。米国商務省経済分析局が新たに発表したデータをもとに、ヒューストンが全米で最も成長の早い都市の一つとなっている背景を解説しています。また本レポートでは、2025年の企業進出・投資の発表件数の増加にも注目し、多くの企業がこの地域に投資・拡大している状況を紹介しています。2026年3月のレポート全文はこちらからご覧いただけます:https://houston.org/houston-data/economy-at-a-glance-march-2026/ 主なポイント ヒューストンは全米で2番目に成長の早い大都市経済となっています。2022年から2024年にかけての実質GDP成長率は10.6%で、シアトルの10.7%に次ぐ2位でした。これは全米平均の5.8%を大きく上回る成長率です。 また、製造業の生産額では全米トップとなっています。2024年の製造業生産額は1,269億ドルに達し、ロサンゼルスやシカゴを上回り、3年連続で全米1位となりました。 さらに、2025年には683件の新規ビジネス発表があり、前年から26.5%増加して過去最高を記録しました。特に海外企業や製造業企業による進出・投資の増加が、地域経済の成長を後押ししています。 主な経済指標 住宅販売 – Houston Association of Realtors(HAR)によると、2026年1月の一戸建て住宅販売件数は4,999件でした。これは2025年1月と比べて1.0%のわずかな減少となりましたが、過去2年間とほぼ同じ水準で、パンデミック前よりも依然として高い水準です。タウンハウス、コンドミニアム、高層住宅の需要がやや弱まり、すべての物件タイプを含めた販売は2.2%減少となりました。 消費税 – ヒューストン地域の122の市が徴収する売上税と使用税の合計は2025年に18億ドルとなり、2024年の17億ドルから5.9%増加しました。インフレ調整後でも4.6%の増加となっています。これらの税収は、消費者と企業双方の購買活動を反映する地域経済の指標とされています。さらに、2025年12月の税収は前年同月比で7.0%増加しており、年末に向けて経済活動が活発だったことを示しています。 自動車販売 – ヒューストン地域では2025年に新車(車・トラック・SUV)の販売台数が386,201台となり、過去最高記録を更新しました。これまでの最高は2015年の376,481台でした。販売台数は前年から6.5%増加しており、特にトラックとSUVの販売が9.6%増加したことが大きな要因です。一方で、乗用車の販売は前年比5.1%減少しており、消費者の好みがより大型車へとシフトしていることが分かります。










