
なぜ買い手が家を買わないのか
不動産市場は大きく減速しています。ヒューストンは依然としてバランスの取れた市場とされていますが、数年前のように物件がすぐに売れていく状況ではありません。金利の高さに加えて、買い手が控えている理由はいくつかあります。
全米の現状(CNBCより)
住宅価格はここ数年上昇を続け、初めての住宅購入者には手が届きにくくなっています。
最近住宅ローン金利はやや下がったものの、供給不足で価格は依然として高く、新規買い手の参入を妨げています(全米不動産協会チーフエコノミスト Lawrence Yun 氏)。
初めての購入者の中央値年齢は38歳と過去最高。1980年代は20代後半だったのに比べ、大きく上昇。全体の購入者に占める割合は24%と過去最低。
30年固定ローン金利は依然として平均6.5%超。パンデミック初期の3%未満から大きく上昇しています。
バンク・オブ・アメリカの調査では、60%の住宅所有者と購入希望者が「今が買い時か分からない」と回答し、過去3年で最も高い水準の不安感を示しました。
住宅ローン金利はFRBの動向よりも10年国債に直接連動しているため、今後も横ばいまたは上昇する可能性があります(TD WealthのAshley Weeks氏)。
Bankrateの調査では、32%のアメリカ人が「金利が6%未満にならないと購入しない」と回答し、51%は「今年は金利に関係なく購入しない」と回答。これは2024年から13ポイント増加。
まとめ
住宅価格の高さ、若い世代の購入力不足、依然高い住宅ローン金利、不安感や先行き不透明感が重なり、今は積極的な購入が抑えられているのが現状です。


